〈クレイ
ジーラブ〉の中のチョンスジョンとキムジェウクはお互いに骨の髄まで憎み骨の髄まで理解するようになった。
冷美男、冷美女に挙げられるお二人がロマンティックコメディードラマ〈クレイジーラブ〉で出会いましたね。スジョンさんはドラマ〈Police Academy(英題)〉が終わるやいなや新しい作品の噂が聞こえてきました。 チョンスジョン(以下'スジョン')
私が元々こうやって続けてするタイプではないんですが、機会を逃したくないと思ったらこうなっていました。ロマンティックコメディーは初めてでもあります。またジェウクオッパが出ると言うので。(笑)
ではジェウクさんの意見を聞かないとですね。(笑)2019年のドラマ〈彼女の私生活〉以降2年を超える空白期がありましたね。普段作品を選ぶのに自分だけの基準があって、それがずっと変わり続ける方のようですが。
キムジェウク(以下'ジェウク')
私は台本を読むとき最初の感覚がとても重要と思う方です。作品のクオリティだけでなくその作品を読むとき私の個人的な状況や、悩む視点が絡み合って良い感じの時があるじゃないですか。休んでいる間、有難くも提案は沢山きたのですが、どういうわけか2年があっという間に過ぎ去りました。本当は休みたくないのに。そしてコロナ19のせいで私もやはりコロナブルーに少しかかったみたいです。それで怖くて深刻な雰囲気よりは何も考えず見て笑える作品をしたら私も見る人も楽しいのではと思った拍子に〈クレイ
ジーラブ〉の台本を見ました。
'殺人予告を受けたろくでなしの講師と余命宣告を受けた秘書が描く甘く殺伐とした大熱狂クレイジーロマンス'〈クレイジーラブ〉はどんなジャンルのロマンスを扱いますか? スジョン
私たちもその質問をいつも受けます。"このドラマのジャンルは何""ロコ(ロマンスコメディー)なの?コメディーじゃない?"と(笑)
ジェウク
騒動劇に近いと思っていただいたらいいと思います。お互いに憎み合った二人が争いながら情がうつってロマンティックな関係に発展する作品はとても多いじゃないですか。ですが序盤にその憎悪する程度がすごく酷いです。以前、故
ブリタニー・マーフィーと
アシュトン・カッチャーが出演した〈ジャスト・マリッジ〉という映画がとても面白かったのを思い出したんです。結婚して新婚旅行に行って気の狂うほど喧嘩する
カップルの話です。
'ノゴジン'、'イシナ'を演じたとき互いにパッと思い浮かんだイメージは何でしょうか?
ジェウク
状況は言えませんが'シナ'が'ゴジン'に対してどうしたらいいかわからず"すみません"と言うシーンを最近撮影しました。その表情がとても'シナ'のようで可愛いんです。チョンスジョンは跡形もなくまさに'イシナ'だと思いました。
スジョン
'ゴジン'というキャ
ラクターは天才に
強迫症がある人物です。秘書として働く'シナ'にリングバインダーをいつも5.5cm間隔で穴を開けさせるのですが、間隔が違うと騒ぎ立てるシーンがあるんですよ。"5!点!5!センチ!"と言いながら、指でこうやって間隔を表しながら(笑)
スジョンさんは今まで多様な人物を演じてきましたがいつも積極的なキャラクターばかりだった気がします。内気な性格の'イシナ'と俳優チョンスジョンが意外な組み合わせだと思いました。スジョン
余命宣告を受けるまで'シナ'は秘書として誠実ですが消極的で言いたいことも言えない人です。そのストレスで病気になり余命わずかと宣告されるんです。それから'復讐しないと'と心に決めて自分勝手に生きる性格に変わります。二つの姿をどちらもお見せできる人物だと思ってより欲が出ました。
ジェウクさんファンの間ではウェブ人気講師'ノゴジン'に変身したポスターの中のキムジェウクが全く違和感が無いと評判です。
ジェウク
私が学生の頃はウェブ講義のようなものが無かったから'1打講師'が学生たちにとってどんな存在なのか、この作品を通じて初めて知りました。講師の中にはどんな人がいて、リファレンスとして使えるものがないか講義映像を沢山見たのですが、それぞれ自分だけのスタイルがあります。ある人は講義しながら悪口を言うし、ある人はタメ口で、ある人は半分敬語で。だからただ私のやり方で解釈すればいいんだという結論に至りました。
スジョンさんは元々マニッシュなスタイリングがよく似合い、ジェウクさんには'ミンソヌ'や''ワッフルソンギ'に代表される'花美男'のイメージがありますよね。撮影しながら性別が入れ替わったら面白いだろうと思うシーンはありましたか?
ジェウク
毎朝、秘書である'シナ'が'ゴジン'のために準備しなければならないルーティンがあります。
モーニングコーヒーとアップルミント3ピースなど。そのシーンは性別が入れ替わってもシンプルで面白いと思います。
スジョン
でも本当にオッパのキャ
ラクターと私のキャ
ラクターは男女が入れ替わっても面白いだろうと一度は考えたりもしました。
セクシーな男性秘書が毎朝コーヒーを淹れてリンゴを剥いてくれる自営業者の人生を一度は夢見ますよね。そんな題材のドラマが出たら大ヒットしそうですが(笑)一同:(笑)
スジョン
私は想像シーンで取り入れてみたい。
ジェウク
一度提案してみよう。想像シーンで反対の状況を完璧に消化する。"申し訳ありません…直します。"
スジョン
私は'ノゴジン'を上手くできると思う(笑)
ジェウク
うん、上手そう。
お二人は誰かを'愛してる'と感じる瞬間がいつだと思いますか?
ジェウク
(熟考の末に)理解しようと努める瞬間じゃないでしょうか?私ととても長い時間を離れて生きてきた、異なる領域で生きる人を理解しようと努力する自分に出会う時。
スジョン
うん、そうだと思います。
ジェウク
互いに絶え間なく気になるから対話を続けたいし、ずっと一緒にいたいのが恋愛だとすると、愛はもっと深く大きな概念として理解と尊重でしょう。
その気持ちが返ってこなくてもいいですか?
スジョン
私は返ってこないといけないんだけど(笑)
ジェウク
戻ってこないとダメ?
スジョン
私はあげた分だけ貰わないと。
ジェウク
ハハハハ!
スジョン
私に返ってこなかったら"なんでくれないの?"ってなる性格(笑)
映画〈甘酸っぱい〉の終わりに'ボヨン(チョンスジョン)'が指輪を差し出す'ジャンヒョク(チャンギヨン)'を拒絶して"私そこまでじゃないです"というシーンを思い浮かびました。自身が望む愛情がどのくらいなのか明確に分かっているタイプですか? スジョン
そういう人がいるじゃないですか。簡単に話をして'答えは決まってる'。私はこれが欲しいのにそうしてくれないと"こうやってやらなきゃ!"と話します。正確に話してあげないと相手は分からないんです。
ジェウク
その過程を楽しんでるの?
スジョン
ううん。(笑)勝手にやってくれたらいいよね。
スジョンさんは最近も自然に"クリスタルです"と挨拶するんですね。
スジョン
私にとってはチョンスジョンも私だしクリスタルも私です。クリスタルとしてデビューしたので私はクリスタルでしかないと考えたりもします。あえて"これからは演技をするからチョンスジョンです、チョンスジョン!チョンスジョン!"とするのは恥ずかしいです。それに私はクリスタルという名前が好きです。
アイドルから俳優は転向した場合、通常そういったレッテルをより警戒するでしょう。
スジョン
アイドル出身というレッテルが一番大きく長い方ではありますね。
それでも気に留めないんですか?
スジョン
全く気にしません(笑)それに私はそれが'誇り(proud)'な方です。なぜなら私はどちらもできるから。それを隠すよりも"私はこれをやってきて、これからはこれもできる!"という態度がより好きみたいです。そして初めにそのレッテルが私に良くない影響を与えたならジェウクオッパとドラマをできなかったんじゃないでしょうか?そういう部分ではただ自分を信じて進む性格です。
クールですね。
スジョン
(小さく)クールじゃない時もすごく多いです(笑)
俳優として自分に似合うイメージをどの程度見つけたと思うかも気になります。
スジョン
'これは私だ!私が絶対にやらないと'と思ったことはありません。ただ台本がとても面白くてキャ
ラクターが興味深ければ'私がこのキャ
ラクターを上手く演って似合うようにしないと'と思います。
ジェウク
それともこういう事はなかった?撮影に入る前に台本だけ見ただけでも'どうやって演技しよう'と頭の中に広がる経験。
ジェウクさんにとってそんな作品は何でしたか?
ジェウク
映画〈
アンティーク〜西洋骨董洋菓子店〜〉の'ミンソヌ'やドラマ〈悪い男〉の'ホンテソン'がそうでした。傲慢なのかもしれませんが、なぜそうやって話して行動するのかが明らかに分かる人物だったんです。
お二人の人生キャラクターは誰だと思いますか?ジェウク
うーん、今でも私を考えるときに多くの方がまず最初にドラマ〈
コーヒープリンス1号店〉を思い浮かべるようです。だから私の意見と関係なく〈
コーヒープリンス1号店〉の'ノソンギ'じゃないかと思います。もちろん個人的にも最も忘れられない作品でもあります。
スジョン
私はまず映画〈父親叫喚〉とドラマ〈刑務所のルールブック〉が記憶に残っていますが、'人生キャ
ラクター'というとよく分かりません。こういうのを選ぼうとすると選べません。
私は〈父親叫喚〉の'トイル'が一番印象深かったです。
スジョン
私も。あの映画を見た方達がそう思われるみたいです。私の時間と愛情が一番たくさん込められているキャ
ラクターでした。
ではこれからやってみたい作品やキャラクターはありますか? スジョン
やったことのないもの、やったことのない職業のキャ
ラクターです。2017年から演技をまた始めて女神の役から平凡な大学生、詐欺師、妊婦、警察、軍人まで本当に多様な役をやってきました。そのキャ
ラクターたちにどんな似ている面があるかもしれませんが、継続して私は新しい服を着ることに焦点を合わせてきました。
俳優としては〈刑務所のルールブック〉の時に現場に真摯に臨む先輩たちを見て気を引き締めたそうですね。今はどんな気持ちで演技していますか?
スジョン
ターニングポイントというなら、あの時が合っていると思います。まだそう感じます。最近は…朝起きたら'あぁ、もっと寝たい!'ですね(笑)ですが現場に行ったら最善を尽くして全てのエネルギーを注ぎます。
たしかに、俳優としての人生はもうかなり日常になったでしょう?
スジョン
実は私は今も現場と人に適応するまでひと月からひと月半くらい掛かります。それ以降は現場が楽になって私が持つ力量をもっと広げられるようになります。その頃になれば仕事をするという感覚よりは何か私がやらなければならないことをしている感じ?
ジェウク
そうしてみると撮影序盤と比べてテンションがかなり変わったね。
まだかなり人見知りするんですね。
スジョン
ものすごくします。私たちだけで台本読みをするときは少数の人だけ残りますが、現場には突然知らない人が99人いるじゃないですか。
こんな性格なのにコンサートはどうやってやっていたんですか?(笑)
スジョン
それは違います。舞台は観客と本当に遠く離れているじゃないですか。公演の時はまるで私をモニターで見ている感じがするんです。それに私はグループで活動していたから、舞台の上に私のファンがいるという安定感があります。
ジェウク
それにものすごく大きなコンサート会場で何万の人を前にして公演するのと、小劇場で公演するのを比べたら後者が遥かに緊張しない?
スジョン
そう。なぜなら観客の目が見えます、人が少ないほど。
ジェウクさんも2年半ぶりに撮影場に帰ってきたとき、ぎこちなさは無かったですか?
ジェウク
不思議と無かったです。(笑)緊張感が無かったということではなく、とても嬉しかったです。現場の慣れた空気の中に帰ってきたというのが。
2002年にドラマ〈勝手にしやがれ〉でデビューし'演技は自分の道じゃない'と思ったのに良い演技のメンターに出会ったそうですね。 ジェウク
モデルの仕事をするとき事務所で演技のレッスンを支援してくれたのですが、その時の先生が私の恩師です。台本を分析しながら'ここではこんな呼吸、こんな発声をしないと'と勉強するよりもただ状況を自由に表現する即興演技をたくさんやりました。俳優が自ら持っている長所を増幅させて信じさせる力がある先生でした。
スジョンさんは演技する時どんな方法で接近するタイプですか?
スジョン
本能的にやるタイプです。キャ
ラクターと叙事に対する研究は本当に基本的なものだけやります。事前にあれこれ研究して計算しておくとすごく混乱します。考えることがとても多いので現場で中途半端に出ます。現場に出たとき一度でバッと没入するのが感情表現がよく出来ます。オッパと行くさ来さ台詞を合わせるとシュッと入る頃にはリハーサルの時には出てこなかったものが出てくることもあります。
瞬間的な集中力が良いんですね。
スジョン
私は瞬間的な集中力'だけ'良いです。(笑)短くて太いです。
スジョンさんはクールでシンプルな人だと思っていましたが本当にそうですね。シンプルという言葉が悪口のように聞こえるかもしれませんが。(笑)
スジョン
私は'Simple is the best'だと思う人です。とても褒められてると思います。(笑)
いつも気になっていたことがあります。InstagramのIDが'vousmevoyez'ですが、フランス語の平叙文で'あなたは私を見ています'あるいは疑問文'私が見えますか?'の2つに訳せます。 スジョン
'あなたは私を見ている'です。2015年に
Instagramをまた開設しながら'私が
Instagramをやる理由はなんだろうか?'と悩んでみると、結局は'
Instagramで人々が私をずっと見てるんだ'という答えが残りました。英語の文章はつまらないと思って'you see me'をフランス語で検索したらスペルがとても綺麗なんです。ちょっと若い頃の見栄です。(笑)でも私はまだ気に入ってます。
人から注目されることを楽しみますか?
スジョン
幼い頃からそれに慣れていなくて、今も同じです。幼い頃はむしろ誰かが私を見つめたらその人が目を逸らすまで最後まで目を合わせてたんですよ。デビュー初期までもそうだったみたいです。
アメリカで生まれたからかもしれませんね。アメリカでは知らない人同士で目が合うと知らない間柄でも自然に挨拶したり笑い合う文化がありますから。 スジョン
そうかもしれません。それくらいの歳に私が
アメリカに行ったらお互いに'Oh,hey! Hi!'って挨拶してくれたんですよ。
ジェウクさんは好きでバンド活動をしたので性格が違ったのかなと思います。
ジェウク
スジョンとは少し雰囲気が違いますが目に付くことは好きではないです。いわゆる'目立ちたがり屋'の才能はないと思います。私がやりたい事の中にそれが含まれているのでやってきただけです。
確かにInstagramのアカウントを開設はしたけど、どこから始めればいいのかよく分からない人のような感じがします。(笑) ジェウク
そんな感じが出てますか?(笑)私を応援してくださる方と交流したいのですが…とりあえず私が自撮りをほとんどしないので載せる写真が全然無いです。
いくつもないポストのうち、それでも半分は〈マイ マルジェラ〉シリーズの掲示板だったんです。ドキュメンタリー映画〈マルジェラ〉の公開に合わせてマルジェラにインスピレーションを受けた国内アーティスト4人と進行したインタビュープロジェクトですよね。 ジェウク
マルジェラというデザイナーの歩みが好きです。私は自分がやる作業で出来るだけ匿名でいたかったんです。マルジェラは実際にそうやって生きている人でしょう。私生活でどれだけ自由でどれだけ多くの場所で楽にインスピレーションを得られるでしょう。たまたまドキュメンタリーが製作されるという話を聞いて、その作品を人々に知らせたかったです。韓国のアーティストの中でも明らかにマルジェラに影響を受けた人がものすごく多いはずだという確信もありました。
高校生の頃からバンドをやってきましたよね。今はその気持ちがどうやって残っているのか気になります。
ジェウク
今もメンバー達とよく会うんですよ。いつかおじいさんになっても私たちが集まれたら、その時は気力が尽きてパワフルな演奏は大変なのでブルースのようなものをやろう、そんな話を笑い話のようにします。
ジェウクさんの以前のインタビューを見ながら俳優は俳優でも、'ロックスター'のような感じも少ししたんですよ。
ジェウク
以前のインタビューでですか?
以前ラジオに出演されたとき司会者が'友達の家に招待されたけど食べ物が酷かったら言うタイプか?'と訊ねると'遠回りにでも話すと思う。その程度は傷つかないと'と答えた内容がネットの映像で残っています。(笑)
ジェウク
私がそう言ってましたか?いつだろう、一体。(笑)私らしい答えではありますね。
正直な性格は相変わらずですか?
ジェウク
人は変わりません。成熟できるとしても、その本質は変わらないと思います。
成熟するということは何だと思いますか?
ジェウク
遥かにもっと柔らかい表現方法を学ぶことです。考えは変わらなくても、もう少し効率的で平和的に交流する方法を学んでいくことでしょう。幼い頃は私が正しいという確信があればただ飛びかかりますが、今は一歩だけ離れてみるともっと沢山の絵が見えるということを知るようになりました。
スジョンさんは今年最後の20代を過ごすことになります。年齢を意識して生きる方でしょうか?
スジョン
29歳に対する感興は一つもありません。少なくとも私にとって私はまだ10代みたいなんです。私は18歳、19歳の時も永遠に私は10代だと思ってました。数字はずっと増えます。でも私は…
ジェウク
そのままだよね。
スジョン
そうなの。笑えるのが、7年前
Instagramに載せた文章を見てもあまりにも私なんです。'一体何が成熟したの?'と思う時が多いです。
先ほど'若い頃の見栄'と冗談を言いましたよね?
スジョン
20代始めにちょっと遅れた思春期が混ざった気がしますね。(笑)それでも私を10年以上見守ってきた周りの人達も私はほとんど変わっていないと言います。
シンプルイズベスト。
スジョン
はい。私はまた16歳にデビューして他の人が本格的に活動を始める歳に活動を終えました。22歳に出したアルバムが最後のアルバムだったからです。あまりにも多くの事を早く経験したとでもいうのかな?
クリスタルとして音楽活動をもっとしたいのに、それが出来なくて惜しい気持ちもありますか?
スジョン
あります。実は私が予想していたのとかなり違って仕事が流れていったんです。それでもいつかまた音楽をやることもできるし。私は流れるままに生きるタイプです。
ジェウクさんは40歳という歳をどのように受け止めていますか?
ジェウク
大げさに考えたことはありません。歳をとるという考えは30代後半
からしています。悲しいとか嘆かわしいというより、私が20代だから発現できたエネルギーは、30代そして40代それぞれ違うと考えます。
スジョン
私がそうじゃなくてもオッパに言ったんですよ。覚えてる?
ジェウク
何だっけ?
スジョン
男は40からだ。(笑)
ジェウク
あ、そうです。スジョンが慰めてくれました。
慰めが必要でしたか?
ジェウク
いいえ。(笑)ただこれからは私の40代をかっこよく生き抜く基点に来たんだなという感じです。20代の私が'なりたかった姿'に執着するよりは、今の私がどんな人なのか伺って認めるんです。どうしたら私が幸せになれるか充分に悩んで私のための選択を少しずつ積み上げていきたいです。
.